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LaTeX
-- 動画の挿入
Last updated Mar. 19, 2009
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記事が表示されない場合は，ブラウザが非対応です．<br>上のPDFを表示をクリックしてください．<br><br><br><br><br><br><br>comp -MYPEDIA TEX- 1 動画の挿入 1 PDF に動画を挿入 movie15 パッケージを使うと PDF に動画を挿入することができる．movie15 パッ ケージは標準では入っていないので，新たに導入する必要がある．対応しているの は Adobe Reader ぐらいなので，Mac のプレビューなどでは表示できない． コマンドの書き方は\includemovie{<幅>}{<高さ>}{<ファイル名>}． 動画ファイルはソースと同じフォルダに入れておけば良い．includegraphics と同 じくソースのフォルダからの相対パスを指定することもできる． オプションに draft オプションを付けておくと，graphicx パッケージなどと同じ く，動画を出力せずに枠とファイル名のみを表示させることができます． movie15 パッケージで対応している動画の拡張子は以下の通り． .aif, .aifc, .aiff .au, .snd .avi .gif .mid, .rmi .mov, .qt .mp3, .m3u .mp4 .mpeg, .mpg .ra .rm, .rv .smil .swf .u3d .wav .wma .wmv 動画を挿入 ソースと同じフォルダに，MovieFile.aiv を入れておく \usepackage[dvipdfmx]{movie15} \begin{document} \fbox{ \includemovie{300pt}{60pt}{MovieFile.avi} } 1 TEX 一覧へ . . comp -MYPEDIA TEX- 2 オプション includemovieコマンドでは， 様々なオプションが指定できます． 書き方は\includemovie[< オプション>]{<幅>}{<高さ>}{<ファイル名>}． オプションを指定 オプションを指定して自動再生． \usepackage[dvipdfmx]{movie15} \begin{document} \fbox{ \includemovie[autoplay]{300pt}{60pt}{MovieFile.avi} } 指定できるオプションの一覧を表 1 に列挙する． 表 1: オプション一覧 attach=false ??? autoclose 別のページに移動したとき動画を閉じる (再ロード) autostop 別のページに移動したとき動画を停止 (最初から再開) autopause 別のページに移動したとき一時停止 (途中から再開) continue 別のページに移動したとき再生を継続 autoplay 動画のページに移動したとき自動再生 autoresume ??? controls=true 動画の下に操作用ボタンとバーを表示 depth=<depth> ??? draft 一時的に動画を非表示 (ファイル名と枠のみ表示) externalviewer ダブルクリックで外部メディアで再生 final パッケージの draft のオプションを無効にする inline=false 動画を埋め込みしない (動画ファイルなしで再生不可) label=<ラベル> ラベルを付加 (後述の movieref コマンドで参照) mimetype=<mimetype> ??? mouse=true ??? palindrome=true ??? playerid=<playerid> 使用するメディアの指定 AAPL QuickTime, MACR FlashPlayer, ADBE MCI, RNWK RealPlayer, MSFT WindowsMediaPlayer 2 TEX 一覧へ . . comp -MYPEDIA TEX- poster 動画開始前に最初のフレームの画像を出しておく poster=<画像> 動画開始前に指定した画像を出しておく text=<テキスト> 動画開始前にテキストを出しておく rate=<倍率> 動画の再生速度を指定 repeat 繰り返し再生 repeat=<回数> 指定回数だけ繰り返し再生 startat=time:<秒> 指定秒数だけずらした位置から開始 startat=frame:<フレーム数> 指定フレームだけずらした位置から開始 endat=time:<秒> 指定秒数だけずらして終了 endat=frame:<フレーム数> 指定フレームだけずらした位置から開始 textoverposter=false ??? volume=<音量> オリジナルに対する音量を指定 (%) 3 コントロールボタンの設置 movieref コマンドを指定すると，クリックして再生や一時停止などをコントロー ルできるボタンを設置することができます．コントロールする動画を指定するため に，includemovie コマンドで label オプションを指定しておく必要があります． 再生ボタンを設置 \usepackage[dvipdfmx]{movie15} \begin{document} \fbox{ \includemovie[label=AAA]{300pt}{60pt}{MovieFile.avi} } \movieref[play]{AAA}{再生ボタン} 再生ボタン 再生以外の動作をさせるには上記の例の play オプションの部分を代えることで可 能です．指定できるオプションの一覧を表 2 に列挙する． 3 TEX 一覧へ . . comp -MYPEDIA TEX- 表 2: movieref コマンドのオプション一覧 play クリックで再生 stop クリックで停止 (最初から再開) pause クリックで一時停止 (途中から再開) resume 停止中クリックで再生，再生中クリックで一時停止 close 動画を閉じる 4 TEX 一覧へ . .