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数学
-- ポアソン到着
Last updated Nov. 30, 2009
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comp -MYPEDIA Math- ポアソン到着 Poisson arrival 1 概要 待ち行列理論などで,客の到着過程のモデルとして使われる点過程. 2 到着間隔 到着率 λ のポアソン到着の到着間隔の分布は,パラメータ λ の指数分布1に従う. 3 計数過程 ポアソン到着の計数過程は以下のように平均 λt のポアソン分布に従う. ポアソン到着の計数過程 N(t) を区間 [0, t] 内に起こった到着回数とすると P(N(t) = k) = e−λt (λt)k k! 4 ポアソン到着の合成 到着率 λ1 のポアソン到着と,到着率 λ2 のポアソン到着の合成からなる点過程は, 到着率 λ1 + λ2 ポアソン到着になる. 5 到着率 ポアソン過程は到着間隔分布がパラメータ λ の指数分布に従うため,到着率が常 に λ で一定である.これは時点によらず一様な割合で到着が起こることを意味する. よって,十分に長い区間 [0, T] 上で一様分布に従う乱数を λT 個発生させ,その時 刻で到着が起きるとすることで,ポアソン到着を再現できる. 1指数分布 . . 1 Math 一覧へ . .